2008年11月17日

これから大切なこと

今美容室の求人がとても多くなっています。
しかし、現状は少子高齢化や、大学前入学時代ともいわれる中で
美容学校に行こうとする生徒も少なくなってきており
需要>供給とうアンバランスな状態が続いています。それは今や美容室だけじゃなく、農業はもちろん、介護や医者にまで及んでいるので心配ですが
この状況はこれからもっと深刻な問題となってくるでしょう。


そんな中、11月8日の信濃毎日新聞に素晴らしい記事が掲載されました。

『県美容業組合が初の出前講座 佐久・中込中で体験学習』
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_93432


県美容業生活衛生同業組合(長野市)は6日、佐久市中込中学校で初の
出前授業を開いた。
家庭科部員と希望した女子生徒計約30人が参加し、パーマのロッド巻きやドライヤーを使った
ブローなどの美容実技を体験。美容師を目指す生徒もいて、質問しながら積極的に取り組んでいた。



という記事です。

これは本当に素晴らしい記事であり、素晴らしい行動だと思いました。

今、高校でも美容などの専門学校の案内は積極的におこなっていないと聞きます。
基本的には、本人の希望に沿った進路相談を受けることが多いと思いますが、

大学に進むことが昔よりも難しくなくなった今、勧める事は殆どないと聞きます。

ならば生徒達の希望する進路先の中に美容師という選択肢を加えられるように、
こちら側から働きかけをしなければなりません。

そのためには今回記事になったこのような動きはこれからも必要だと思います。

きっとこの中から将来美容師になりたいと思った子がいたではないでしょうか。
それを考えるととても嬉しく感じます。


これからは美容室・ディーラー・メーカー・美容学校の全体が垣根を越えて、業界発展のために知恵を出し合い動いて行く事が大切なんだと感じます。


私達にも何かできることがあるのではないかと考え、これから行動していきたいと思います。  


Posted by yoshi at 16:55Comments(2)